『禁じ手その4』
折を見て、改めて落ち度の一つを指摘するのも良い。状態を正しく認識している事を仄めかすのだ。責任が相手に帰属し、過失が其処にある事を確認させるのだ。つまり、無意識レベルで相手自身の意志と行動で間違いを探させるのだ。
彼等は自己承認欲求が高いが、監視されている事を極度に嫌う。自らの落ち度を隠すのも、自身の思考的脆弱性から精神を守る為だ。ペナルティが無くても、注意されても不適切な行為が増長する傾向にある。せめて、エスカレートしないよう、其の状態で留まる効果を期待してみたいものだ。
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「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。
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Ⅴいまを生きる決断
この手の「接近」には気をつけよ
そんなことは聞いたこともない
☆★☆━━━━━━━第247回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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https://youtu.be/salrwSVWpC4
『良薬口に苦し』
忠言や諌言は目上に向けられる言葉だ。行いを正す必要性がある場合、其れら耳に痛い言葉が効果を発揮する。孔子が弟子と対話した内容をまとめた「論語」が有名だ。其の書物から漏れた逸話集である「孔子家語(こうしけご)」に記載されているそうだ。
端的に表現すれば、薬は毒だ。正論もまた刺激が強い。エッジが立ち過ぎれば反発も食らう。故に、応援してくれる味方を一人でも多く増やすべきだ。仮説と検証を繰返し、其の方略に磨きを掛けるのは言うまでもない。
正論を振りかざして、目の前の人物と言い争っている場合ではない。対立を煽る分断統治と同じ結末を迎える。「漁夫の利」に似ていて、静観する第三者に利益を奪われてしまう。利害関係を超えた大切な関係すら破壊しかねない。
さて、今回の『ブレイクマンデー(^^♪』は The Best of Liszt です。
The Best of Liszt
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https://youtu.be/salrwSVWpC4
☆★☆━━━━━━━第237回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国譲り」を読みました。
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"Breaking Down The Chaos"
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※ 隔週月曜日早朝更新予定です ※
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國譲り《その5》
葦原の中つ國は余程居心地が良いのでしょうか? 天の菩比の神が経過報告もぜず三年も経ち、天若日子を遣わすのが良いと思金の神が提案します。でも、天若日子も八年経っても連絡をしなかったそうです。
(前回のお話はこちらから ▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/38572579 )
『こゝをもて、高御產巢日の神(たかみむすびのかみ)、天照大御神(あまてらすおほみかみ)、また諸(もろもろ)の神たちに問ひ給はく、「葦原の中つ國に遣はせる天の菩比の神、久しくかへりごと申(まを)さず。また何れの神をばつかはしてばえけむ。」』
これによつて、高御產巢日の神と、天照大御神とは、また多くの神様方にお尋ねになるには、「葦原の中つ國に遣した天の菩比の神が、永らくの間復命をしない。更にいかなる神を遣したならばよからうか。」と仰せられた。
『こゝに思金の神(おもひかねのかみ)申しけらく、「天津國玉の神(あまつくにたまのかみ)の子、天若日子(あめわかひこ)を遣(のこ)してむ。」と申しき。』
こゝに思金の神が申し上げるには、「天津國玉の神の子の、天若日子を遣しませう。」と申した。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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㊳結論《その38》
15世紀後半から始まる西洋列強による植民地支配は殆ど全世界に及んだ。大東亜戦争では米国を中心とした連合国相手に熾烈な戦いをするが、残念ながら占領下に置かれてしまう。不幸中の幸いではあるが、私達日本では言語其の物が入れ替わる事は無かった。また、激しい民族浄化や植民地化を経験すること無く昭和の高度成長期を享受した。
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★ ブレイク・マンデー(^^♪ ★
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